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2011年02月18日

経営戦略立案の最強ツールSWOT

今日は、朴念仁です。


過去4回に亘り、

経営戦略の立案とは、
経営理念で明確になったビジョンを実現すること。


そのためには、大枠の基本構想
・ドメイン=事業領域
・コアコンピタンス=他社に圧倒的な強み
・KFS=主要成功要因
を明らかにすること。

についてお話してきました。


詳細については、以下の記事をご覧になってください。

経営戦略の立案方法が分からない

経営戦略:ドメインとコアコンピタンス

経営戦略:KFS=成功のカギとは

経営戦略:選択・差別化・集中のカギとは


さて、それでは経営戦略はどのような筋道で立案すれば出来るのか。

その方法が、SWOT分析と言うものです。


SWOTとは

S:Strength(強み)
W:Weakness(弱み)
O:Opportunity(機会)
T:Threat(脅威)


のことで、現時点における様々な経営環境や状況を、
次の観点から社外と社内にわけて分析するものです。

経営戦略を考える時、
最も最初に行うべき、社長さんの会社の現状分析最強ツールと思います。


社内は「S:強み」と「W:弱み」を、

競合他社に対する強み、
競合他社に劣っている弱み、
自社の抱えている弱み


の観点から分析します。

具体的には
・資産(金や土地)
・商品
・製品
・サービス
・技術
・営業
・販売
・生産
・仕入
・財務
・労務
・資金繰り
・情報発信
・情報共有
など、いわゆる自社の経営資源の
競合他社に対して強みは何か、弱みは何か、自社に内在する弱みは何か
を分析
します。


社外は「O:機会」と「T:脅威」を、

顧客、
競合他社、
経営を取り巻く環境


の観点から分析します。

具体的には
・市場
・顧客
・ニーズ
・競合他社
・経済
・消費
・業界
・新技術
・トレンド
・法改正
など、自社を取り巻く様々な環境や、環境変化が
自社にとって機会となるのか、脅威となるのかを分析
します。


以上の分析結果より、

・「機会」と「強み」は積極的に展開する
・「脅威」と「弱み」は克服、改善する
という経営戦略の方向性と、

他社と差別化のための
・ドメイン=事業領域
・コアコンピタンス=他社に圧倒的な強み
・KFS=主要成功要因
が明確になります。


この分析は、非常に簡単ですが自社の状況を大枠でありながら正確に
把握できる点で、とても優れた分析であると思います。


その証拠に(?)、
私の友人が酒の席で、彼の会社の実情や悩みを語ってくれたことがあります。
次の分析表は、その話を聞いてSWOTの簡易分析表にまとめて見たものです。

swot.jpg

コンサルしている訳ではないので、本格的なSWOT分析ではありませんし、
もちろん、SWOT分析しようなどと考えて聞いてたわけでもありません。

それでも、酔っぱらっての会話中でも、これだけの事が出来るのですよ。
つまり、それだけ簡単に状況分析が出来るツールだと言いたいのです。

ぜひ、社長さんもこの優れモノのSWOT分析をお試しあれ。

簡単管理会計の最速・最強ツール9+1【こちらから
で社長さんの会社の儲けの理由を明らかにしましょう。


ラベル:経営戦略 SWOT
posted by 朴念仁 at 07:12| Comment(0) | 差別化経営戦略(儲けの理由) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年02月17日のつぶやき

crankynt / 寺澤 典正
面白い話です。ユーチューブ上の私的コピー動画(違法)の視聴回数が1%増えると、正規商品のDVDの売り上げが0.24%増加したという。著作権者にとっては、利益に貢献してしまう違法投稿動画、取り締まり強化がいいのか?無料の広告宣伝なのか?痛しかゆし、何とも歯がゆい問題ですね。 at 02/17 09:08

crankynt / 寺澤 典正
顧客の購買態度が全く読めない典型的事例。トヨタの仮説=販売目標は大外れでしょう。「レクサス」ブランドの新型ハイブリッド(HV)車「CT200h」の受注台数が、月間目標1500台を大きく上回る7500台。嬉しい誤算ではなくて、購買者の心理が読めない難しい経営を強いられると言うこと。 at 02/17 08:47

crankynt / 寺澤 典正
経営戦略:選択・差別化・集中のカギとは | http://bokunenjin.seesaa.net/article/186306192.html at 02/17 06:55

posted by 朴念仁 at 00:01| Comment(0) | Twitterのつぶやき | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年02月17日

経営戦略:選択・差別化・集中のカギとは

今日は、朴念仁です。


市場占有率トップの企業が1人勝ちする時代では、中小企業=小さな会社は
全て弱者であるという認識を持つことが大事です。

それでは弱者=敗者なのか?

そうではありません。


今は、過去の成功体験や、経営スタイルが全く通用しない時代です。

だからこそ過去の成功体験は一度捨て去って、
弱者としての新しい経営戦略を確立する必要
があります。

そのための戦略は選択して、差別化して、集中することです。

・選択し
・差別化し
・集中することで
自社の得意領域でナンバーワンになる。

これが、中小企業=小さな会社が目指す経営戦略の基本です。



選択・差別化・集中は次の順番で考えます。


選択する
小さな会社は広範囲に分散投資するだけの経営資源を持っていないため、
限られた経営資源を有効に使うために、事業・市場・顧客の選択が必要になる。


重点化する事業・ターゲット市場・ターゲット顧客の選択をするとは?

自社の得意領域でナンバーワンになるための選択のカギは

・自社の得意領域
・他社に圧倒的な強み(コアコンピタンスといいます)が活かせる
・経営資源で他社に勝っている
・他社の弱い部分
・投資効率が高い

で、商品、地域、顧客を絞り込んで選択することです。


差別化する
顧客はあふれる商品の中から何を選んでいいのかわからない。
インターネットの世界で膨大な情報が日々更新されていく、
こういう状況で顧客の選択肢を明確にすることが必要になる。


選択した事業・市場・顧客において競合他社と圧倒的な差別化をするとは?

価格競争に巻き込まれないための差別化のカギは

・他社にない価値を持っている
・他社との圧倒的な違いを顧客に伝える
・魅力的存在である(目立つ・機能的・簡単・格好良いなど)

で、競合他社と圧倒的な差別化をする


集中する
小さな会社は選択した領域で、
差別化しナンバーワンを獲得するために利用できる経営資源が限られている。


圧倒的差別化のために重点化する事業に限られた経営資源を集中するとは?

差別化のために経営資源を集中するカギは

・競争優位性が高い既存事業(既存市場・既存商品)の強化
・他社に差別化が可能な新規事業(新規市場・新商品)や成長分野の開拓
・将来性のない事業や衰退分野からの撤退
・不採算事業や商品の撤退(投資をしたからといって赤字を垂れ流すべきではない)

で、重点化する事業に限られた経営資源を集中する


選択し、差別化し、集中する戦略は、自社の製品が高い価格で販売可能となり、
高収益が獲得できることになります。


小さな会社であっても、
1)絞り込まれた選択
2)他社に圧倒する差別化
3)経営資源の集中
で、どんなに小さな領域でも、
「その領域で必ずナンバーワンになることを目指す経営」
をしていくのが、成長の鍵であると思います。



経営戦略を立案し成長するための三つのカギ
@ドメインとコアコンピタンス
AKFS=成功のカギ
B選択し、差別化し、集中する
について、3回に亘りお伝えしてきました。


次回は、これから現実に経営戦略を立案するためのファーストステップ、
SWOT分析についてお話します。

SWOT分析は、社長さんの会社の
@ドメインとコアコンピタンス
AKFS=成功のカギ
B選択し、差別化し、集中する

を簡単に明らかにしてくれる優れもの分析ツールです。

ぜひ、ご一読くださるようお願いしますね。

簡単管理会計の最速・最強ツール9+1【こちらから
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posted by 朴念仁 at 06:55| Comment(0) | 差別化経営戦略(儲けの理由) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年02月16日のつぶやき

crankynt / 寺澤 典正
限られた経営資源をどのように有効に使う事が出来るか。中小企業経営にとって最も大切なことですよね。その経営資源の中で、今まで以上に注力しなければならない資源は、「信用・信頼」ではないでしょうか。と言うのも、消費者の選択の場所の拡大に伴い、自社の競争領域が拡大してきているから・・・。 at 02/16 09:16

crankynt / 寺澤 典正
私のところには毎日たくさんのメルマガが配信されてきます。その中に毎日商品紹介してくるメルマガがあります。しかも、同じ商品を繰り返し。これは「欲しいけど、今は迷っている」顧客に対して、良い戦略ですね。購入を決断する猶予を与えてくれますから。限定の反対を行く戦略であると思います。 at 02/16 09:06


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2011年02月16日

経営戦略:KFS=成功のカギとは

今日は、朴念仁です。


以前から経営の目的とは何かについて、何度もお話してきました。

経営の目的は自己資本増加を可能にする利益を獲得すること
でしたね。

そのためには、
【獲得利益>借入金元金返済額+納税額−減価償却費】となっていなければいけないと言うことでした。


それでは、KFSとは?

KFSはビジョンや経営目標を達成するための基本となる
・儲かる理由(利益の源泉)を明確にする
・他社に圧倒的な競争優位を確立する
ために、経営目的を達成するための成功の鍵を見つけることなのです。



中小企業=小さな会社のKFS確立は

低価格でも儲かる仕組み
・思いきって新興国と手を組み、圧倒的なコストダウンを実現する
・徹底的に効率化した生産でコストダウンを実現する
・限界利益(率)管理で、低価格可能な製品・商品を見つけて
 新規顧客獲得や、集客増加を実現する

価格競争に巻き込まれないで儲ける仕組み
・他社が真似できない差別化技術や特許技術、差別化サービスで
 集客増加や高収益を実現する

シェアナンバーワンになり儲ける仕組み
・他社と競合の薄い重点地域などに営業力を集中して地域一番を実現する
・重点顧客に対し圧倒的訪問回数を実現し顧客内で一番を実現する

顧客ニーズに合わせた仕様による受注生産や顧客管理で儲ける仕組み
・製品在庫を持たなくてもスピード納品できる生産体制の構築などで
 顧客満足と在庫削減を実現する
・意外性のある顧客サービスを足がかりに
 きめ細かな顧客管理による顧客満足を実現する

などの仕組みづくりが必要です。


しかしKFSは環境や競合他社の動向で変わっていく。

そこで、KFS=成功の鍵(儲かる原因)を見つけるためには、
・経営目的
・目的を達成するための最適な手段
を明確にする(ビジネスモデルの構築)必要があります。



そのためには、目的を下層に落とし込んでいくことになります。

1. 大目的を達成するための手段が中目的

2. 中目的を達成するための手段が小目的

3. 小目的を具体的な行動として展開



KFS=成功の鍵となる目的と最適な手段を見つけるためには、

事業活動を細分化し、
細分化された個ごとに、
どの事業活動を攻略し、

展開するのかを考えます。

つまり、
最小単位の個人まで、行動計画として落とし込まれていなければ
経営戦略は、全く機能しない

と言うことになってしまいますよ。


事業活動は次のように細分化することができます。
・商品力・製品力
・営業力・チャネル
・技術力
・生産力
・購買力
・情報力
・組織力
など。


ここで重要なことは、
常にライバル会社と比較して自社が優位に立てる観点から、
細分化された個別の事業活動を考えなければなりません。

儲かる理由を維持するための儲かる仕組みを構築できたら、
具体的に事業活動を展開します。

しかし、ライバル企業はそれを黙ってみているわけではありません。
必ず反撃に出てきます。

したがって、ライバルとの戦いで負けないために、
儲かる仕組みを維持するための戦略が、
比較的自由度を持って
考えられていれば、次の一手が可能になります。


つまり先程の、細分化された事業分野からひとつだけを選択するのではなく、
いくつかの選択肢を用意し、さらに複合化することで、
ライバルの反撃をかわすことができます。


また、事業を取り巻く環境が変化すれば、
KFSも変わっていかなければなりません。

したがって、常にKFSの見直しが必要となります。


実はKFSを考えることが、

選択し
差別化し
集中すること


で、自社の得意領域でナンバーワンになる、「弱者の差別化経営戦略」なのです。


弱者の差別化戦略の大切な基本」の中でも、差別化の考え方をお伝えしましたね。
次回は、少し視点を変えて、「選択・差別化・集中のカギ」をお伝えします。

簡単管理会計の最速・最強ツール9+1【こちらから
で社長さんの会社の儲けの理由を明らかにしましょう。
posted by 朴念仁 at 07:07| Comment(0) | 差別化経営戦略(儲けの理由) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年02月15日のつぶやき

crankynt / 寺澤 典正
「日本、GDP3位じゃダメなの?」日経Web版の記事のタイトルです。「中国経済の躍進は日本としては喜ばしい」などのセンスの悪い発言もありますが、記事も「相対的地位の低下を懸念しつつも、概ねあたふたすることはない」的内容。規模ではないんです。大事なことは差別化一番戦略ですよね。 at 02/15 09:59

crankynt / 寺澤 典正
どなたのメルマガか忘れてしまいましたが、ホリエモンの無料動画へ飛んで行きました。動画タイトルは「給料を貰っている間は稼げない」。独立起業すればチャンスがあると言うことでしょうが、給料も減額し悪戦苦闘している、中小企業の社長さんもいますよね。結局、ネットビジネスのススメの話? at 02/15 09:44

crankynt / 寺澤 典正
経営戦略:ドメインとコアコンピタンス | http://bokunenjin.seesaa.net/article/185972386.html at 02/15 07:34

posted by 朴念仁 at 00:01| Comment(0) | Twitterのつぶやき | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年02月15日

経営戦略:ドメインとコアコンピタンス

今日は、朴念仁です。


昨日の「経営戦略の立案方法が分からない」の続きです。


前回の内容は、
経営理念で明確になったビジョンを実現するために、経営戦略の立案をする。

そして、大枠の基本構想

1)ドメイン=事業領域
2)コアコンピタンス=他社に圧倒的な強み
3)KFS=主要成功要因

を明らかにすることから、経営戦略の立案が始まる。

と言う内容でした。


今回のテーマは、
ドメインを明確にして自社独自の事業領域を確立する。


経営理念のミッションとビジョンに基づき、
ライバル企業との競争で、勝利するためにどうしたらいいのか
を考えるのが、経営戦略です。


経営戦略は、自社の得意とする事業領域=ドメイン(どこで戦うのか)
を明確にすることから始めます。

自社の得意とする領域、他社に優位な領域で

@どのような顧客層の
Aどのようなニーズに向けて
Bどのようなコアコンピタンスに基づく商品やサービスを展開する

ために、限られた経営資源を集中することが必要なのです。



中小企業の場合、社長さんの
全く経験のない領域
ノウハウのない領域

をドメインとすることは、できる限り避けるべきです。

なぜなら、
何度も拙ブログで申し上げてきましたが、中小企業は経営資が源限られている
限られた経営資源はを無駄に消費せず、集中するのが弱者の戦略でしたよね。


朴念仁のツイッターでもつぶやきましたが、

バイオ関連企業の「林原」(本社・岡山市)が会社更生法の適用を申請しました。

林原は甘味料などに使われる糖質「トレハロース」や抗がん剤「インターフェロン」を
量産する世界的なメーカーで、トレハロースの世界生産をほぼ独占している。
また、他の代替がほぼ不可能という状態で、食品業界などへの影響が懸念されている。

そんな、コアコンピタンスを持つ優良企業がなぜ、会社更生法の適用申請を?

運輸・倉庫業、ホテル経営、飲食業など事業の多角化を推進したことが原因なのです。

それ見たことかと言っては失礼ですが、だからこそ中小企業は

自社の得意とする領域、他社に優位な領域で
@どのような顧客層の
Aどのようなニーズに向けて
Bどのようなコアコンピタンスに基づく商品やサービスを展開する
ために、限られた経営資源を集中することが必要なのです



さて、得意とする事業領域とは、
自社の強み領域、すなわち他社に比べて圧倒的な強みを発揮できる領域
となります。


この他社に圧倒的な強みのことを、「コアコンピタンス」と言いますが、

「コアコンピタンス」は
自社の経営の最大の武器(要)であり、
自社で必死になって、守り抜かなければならないもの、
自社で必死になって、真似されないように進化して行かなければならないもの
なのです。


「コアコンピタンス」(他者に圧倒的な強み)に基づいた自社の商品やサービスを、
どのような顧客層の
どんなニーズに
どのように展開するのか
が、ドメインを決定する鍵となります。


事業の多角化ですが

・自社のコンピタンス(強み)を活かした分野
・限られた経営資源を集中できる

のであれば決して無理なことではないと思いますが、

この場合も、借入金による多角化は、絶対に避けなければなりません。


どうしても多角化したければ、

多角化は自社の「コンピタンス」(強み)や
コアコンピタンス(他社に圧倒的な強み)を活かせる分野に限定
する。

といことですね。


それでは、
社長さんの会社のコンピタンス(強み)を発揮できない分野はどうするのか?

その答えが、アウトソーシングなのです。

@他社と差別化できない業務
A一部分を切り取って外注しても支障のない業務
B投資に多額な費用のかかり、まして借入金に頼らなければ出来ない業務
などは、むしろ積極的にアウトソーシングした方が良いのではないでしょうか。

それにより、自社のコアコンピタンスにますます集中し、圧倒的に差別化する。


例えば、韓国のサムスン電子は、液晶のガラス基板などの基幹部品は、
かなりの部部を日本から輸入しています。
日本の技術なくして、サムスンは成り立たない、などの声があります。


しかし、サムスン電子は日本のメーカーより大きな研究開発費をつぎ込んでいます。
つまり、
「アウトソーシング出来るものは日本に任せておけ」
「そのうち、日本の技術を凌駕するコアコンピタンスで名実ともに世界一になる」

なんて、戦略かも知れませんよ。


さて、ドメインは手段ではなく、
目的や機能で定義し事業領域に広がりを持たせることで、
コアコンピタンスを多角的に展開できるようになります。



例えば、書籍は、今ではいちいち本屋さんに足を運ばなくても購入できる時代で
「わが店は豊富な品揃えと即時注文体制の本屋である」
と言うコンピタンスでは通用しないし、生き残っていけないでしょう。

もし、本屋さんの経営者が
「わが店は、本屋ではなく情報発信企業である」
と言う、情報発信の差別化戦略で独自のコンピタンスがあれば、
ネットを通してなんでも販売出来るチャンスが広がるかも知れません。


富士フィルムなども、銀塩カメラに対応したフィルムのコア技術を
他分野に活かし、新しいビジネスモデルの展開をしています。

つまり、「コアコンピタンス」は多角化が可能なものなんですね。


良く言われることですが、「わが社は何業か?」の問いに、
わが社は、環境適応業と位置付ければ良い」と。

しかし、環境の変化に適応して、今まであちらを向いて商売していたが、
これからは、こちらを向いて商売すれば良いのだ、と言うことではありませんよ。

自社のコアコンピタンスを違う方向(多角化)に利用するのが
企業は環境適応業
でなければならない、と言う意味なんですよ。


お菓子屋さん、金型加工業などと位置付けたら、
コアコンピタンスが死んでしまいます。


わが社は、環境適応業ならば、

お菓子屋さんならば
「わが社はしあわせな時間のクリエーター」
「わが社は食品ならなんでも丸く包む」(和菓子の餡を包む技術を活かす)

金型加工業ならば
「わが社はミクロの世界まで固形物を加工する」

ペンキ屋さんなら
「色の調合魔術師」
「幸せを呼ぶカラークリエーター」

など、こういう定義付けが、
コアコンピタンスで環境変化に適応する考え方ではないでしょうか。


小さな会社はコアコンピタンス=他社に圧倒的な強みがなければ、
ドメインを定義づけることができない。

小さな会社はコアコンピタンス=他社に圧倒的な強みがなければ、
競争に勝てない。

しかし、コアコンピタンス=他社に圧倒的な強みがない企業は、
残念ながら他社との戦いに敗れ、生き残っていけないことになる。

小さな会社はコアコンピタンス=他社に圧倒的な強みで
環境変化に対応し、新しいビジネスが生まれる。


こんなことではないでしょうか。

簡単管理会計の最速・最強ツール9+1【こちらから
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posted by 朴念仁 at 07:34| Comment(0) | 差別化経営戦略(儲けの理由) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年02月14日のつぶやき

crankynt / 寺澤 典正
今日はバレンタインデーですね。フィリピンでは男性が女性に花(バラ)を送ります。ネットでの注文も多いとか。フィリピンは案外ネットが普及しています。ちなみにフェースブックユーザーは約2000万人。日本は200万人を超えたばかりです。フィリピン人の方がネットの楽しみ方知っている! at 02/14 11:02

crankynt / 寺澤 典正
岡山バイオ関連企業の「林原」が、会社更生法を申請したが、ちょっとしたパニック。甘味料「トレハロース」で世界市場を独占していますから。でも、なぜこれだけの優良企業が?多角化の失敗ですね。四つのドメインのうち、最もリスクのの高い新規事業領域への進出が原因。コアコンピタンスが企業の命。 at 02/14 10:51


crankynt / 寺澤 典正
元サムスン電子常務吉川 良三さんが、「サムスン電子は、市場は生まれるところから立ち会わないとブランドは浸透しないと考えている」と。なるほど、新興国市場では、機が熟した時は、すでにサムソンがトップブランドになっていると言うことでしょうね。 at 02/14 06:18

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2011年02月14日

経営戦略の立案方法が分からない

今日は、朴念仁です。

今日のメインテーマは、
戦略は先ず大枠の基本構想を考える。

これが弱者の経営戦略の決定版−「スズキ」−

「モスの差別化戦略とは何?」と突然の質問にビックリ!

アサヒビール「スーパードライ」開発秘話

の拙ブログ記事で、弱者の差別化戦略の具体的な事例を取り上げてきました。


また、次のブログ記事

生き残りを掛けた弱者の経営戦略の必要性

小さな会社だからエクセレントカンパニーになる

儲からないのは場所と方法に原因があります

弱者の差別化戦略の大切な基本


では、
弱者の経営戦略の必要性
成長戦略
ランチェスター戦略

などについての説明もしてきました。


今回からは、「どのように中小企業の経営戦略を立案して行くのか
について、お話したいと思います。


その前に、社長さんは自社の経営理念を策定済みでしょうか。

経営理念は、
経営戦略を立案するために、企業の価値観の指針となるものです。


経営理念には、ミッションとビジョンの二つの要素が含まれています。

ミッションとは
・経営活動の機軸
・社員の行動規範
・社会に果たすべき使命
と言うことですが、

「何のためにその事業をしているのか?」
と言う、企業の存在理由を語っているものでなければなりません。


つまり
自社の存在意義が明確で、
経営の機軸となるものでないといけません。


ビジョンとは、ミッションを具体化したもの
・事業を通して実現したいこと
・自社の目指す将来の姿
・願望や将来の到達目標
と言うことですが、

「自社の将来のあるべき姿を問うもの」
と言う目標を明確にしたものです。


つまり
自社の事業を推進する上での行動規範となり、
社員に夢を与えられるものが望ましいと思います。


経営理念は経営の機軸となるものなので、
ミッションとビジョンなしでは経営戦略は出てきません。

また経営の方向がぶれていると感じた時、
そこに立ち返ることのできるものでなければなりません。



すでに、経営理念を策定済みの社長さんも含め、
一度、自社の経営理念の再点検をして、経営戦略を立案して見ましょう。


なお、経営理念として、
「We are ladies and gentlemen, Serving ladies and gentlemen.」
(紳士淑女をおもてなしする私たちもまた紳士淑女です)
のモットーと言われるキャッチコピーであまりにも有名ですが、

クレドと言われる「リッツカールトンのゴールドスタンダード」が参考になると思います。

ぜひ、クリックしてご一読して見てください。


経営戦略の立案とは、
経営理念で明確になったビジョンを実現するために他ならないのです。


しかし、いきなり経営戦略の立案と言っても、
どこから手をつけていいのか分からないですよね。


そこで、ビジョン達成のための大枠の基本構想を考えることから始めます。

大枠の基本構想とは
1)ドメイン=事業領域
2)コアコンピタンス=他社に圧倒的な強み
3)KFS=主要成功要因

を明らかにすることで、ここから経営戦略の立案が始まります。

拙ブログでお伝えしてきたスズキ、アサヒ、モスバーガーも皆、
ドメイン・コアコンピタンス・KFS
を明らかにして差別化戦略を取ってきたのです。


次回は

「ドメインを明確にして自社独自の事業領域を確立する」
「KFS (Key Factor for Success)=成功の鍵を見つける」


のテーマで、たぶん2回に分けてお伝えする予定です。
その後は、経営戦略の基本的ツールなどについてもお伝えしていきます。

かなり、厄介で退屈に感じられるテーマですよね。


しかし朴念仁は、
経営戦略の立案は、中小企業経営にとっての最大の難所ではあるが、
「これなくして未来はないのだ」と、あえて強調させてください。

ですから是非、
次回もまた拙ブログをご訪問いただきますよう、切にお願いいたします。

簡単管理会計の最速・最強ツール9+1【こちらから
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posted by 朴念仁 at 06:40| Comment(0) | 差別化経営戦略(儲けの理由) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年02月13日のつぶやき

crankynt / 寺澤 典正
1か月ほどでMBO(マネージメント・バイ・アウト)が7件と言うことですが、昨年(69件)は減少したんですよね。敵対的買収の脅威でも拡大しているんでしょうか?今、日本は買い?? at 02/13 19:44

crankynt / 寺澤 典正
インドの1月自動車販売台数は前年同月比26%増とのことです。中国に関心が集まり過ぎと思うのですが。インドでシェアトップの「スズキ」ですが、鈴木修さんの笑顔がいっそう素敵に見えるかもね。 at 02/13 19:23

crankynt / 寺澤 典正
米書店チェーン2位のボーダーズ・グループが、破産法の申請をすることになりましたが、中小企業の社長さんも、ネットを利用した販売戦略の構築に、積極的に取り組んでみてはどうでしょうか? at 02/13 10:33


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