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2011年01月31日

不渡り出して倒産だ!でも手続きは?

今日は、朴念仁です。


今回は、
もう倒産するしかない状況に追い込まれてしまったらどうするのか
と言う話です。

拙ブログは、社長さんの会社が、「健全な会社になる」ためには、
どんなことを知っていれば良いのか、何をすれば良いのか。

そのために、
朴念仁は何をお伝えしたら良いのかを考え、記事を掲載してきました。

ですから、倒産に関する話題は相応しくないですよね。
したがって、参考までにお聞きください。


さて、倒産とは何でしょうか?

直接的な原因は、資金繰りに窮した結果、不渡り手形が発生することです。
ですから、ちょっと極端ですが、支払手形がなければ倒産しない訳です。

また、変な言い方ですが、倒産したかったら不渡りを出せばいいんですね。
(無責任な言い方ですが、計画倒産てそうでしょう、犯罪行為ですが)


倒産には
事業を廃業し、企業そのものを消滅させる清算型

債務の切捨て等を行い、事業を存続させる再建型
の二つの処理があります。

再建型の処理には、会社更生法と民事再生法があります。

また、
法律に則って行う手法を法的整理
裁判所を通さずに処理を行う手法を私的整理と言います。


今回は、法的整理によって、
破産管財人を選任して、清算する方法についてだけ説明いたします。


手続きの流れです。

破産の申し立てをすると、裁判所は仮差押などの保全処分し、破産処理に入ります。


1)破産宣告・破産管財人選任

破産宣告によって、破産申立人は財産の管理処分権を失います。


2)第一回債権者集会、債権届出期間及び債権調査期日を決定

破産管財人は、破産債権の調査と確定をし、
破産債権者は、裁判所に対して債権届出をします。
届出債権について破産管財人は、債権者から異議がなければその債権を確定します。


3)破産財産の評価・換金と破産債権の確定・配当

破産財産が換金され破産債権が確定すると、
管財人はその両方の結果を照合して配当を行います。
ただし、財産がない場合は、破産手続きの廃止決定がなされます。


4)破産終結決定

債権者への配当が決定すると、第二回債権者集会が行われ、破産終結決定がなされます。


5)免責の申立

破産宣告を受けても債務がなくなるわけではなく、
債務の支払義務を免除してもらうには、免責の申立をする必要があります。


6)免責決定

一部配当がなされた場合には、その残額、配当されなかった場合にはその全部について
支払義務が免責されることになります。
そして、免責決定の確定と同時に破産者でなくなります。

この時、破産者は裁判所へ出頭し裁判官の審問を受け、
そこで免責を認めるのが相当であるかどうかの審査が行われます。

ほとんどの場合、裁判官の裁量で自己破産、免責の決定となります。


これが、破産管財人選任による清算の手続きです。


また、中小企業の経営者の場合、社長さんが保証人になっていることが多いので
同時に、社長さん個人の自己破産の手続きも開始することになります。


ちなみに、裁判所に提出する書類には、
貸借対照表(非常貸借対照表)と、簿価で評価した財産目録があります。

この時の財産目録で、機械設備などは簿価から、バサバサと減じて評価します。
よく、半値七掛けとか言いますが、管財人は「持ってけ泥棒」的な評価をします。

場合によっては、簿価の10分の1以下になるでしょう。

ですから、倒産情報などに記載される負債総額は、予想以上に大きくなっています。


これね、倒産じゃない廃業の場合、
固定資産台帳のままの評価なんて、あり得ませんからね。

円満な廃業をお考えの社長さんの場合、
資産の評価額を見誤らないようにしてください。


さて、
1月4日に拙ブログを開設してから今まで、
中小企業の社長さんを読者層のターゲットとして、記事を掲載してきました。

現在まで、会社経営をしていく上で当然知っておいて欲しいこと

・財務諸表の見方について
・変動損益計算書について
・損益分岐点売上高や必要売上高の求め方について
・資金繰り・融資の種類・融資の方法や銀行の評価について
・経営分析について
などのお話をさせていただきました。

まだ、原価計算や経営管理(計画進捗管理)などについて、
お話しする必要があると思いますが、次回からは、
経営戦略についても織り交ぜながら、お話して行こうと思っています。

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で社長さんの会社の儲けの理由を明らかにしましょう。


posted by 朴念仁 at 07:24| Comment(0) | 企業の健全性(自己資本比率) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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