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2011年02月01日

日本航空にもナンバーワン戦略があったのか!

今日は、朴念仁です。


ホッホーと言う、昨日のニュースでした。

米調査会社が行った、予定通りに旅客機が目的地に着いたかどうかを示す、
「定時到着率」の2010年ランキングが発表されました。
JALが、大手航空会社33社中、2年連続で定時到着率世界一になったとのこと。

ちなみに、遅延が15分未満の便が全体に占める割合、
定時到着率は89・90%と言う事なので、なかなか優秀ですよね。

さて、昨年の事業仕分け、蓮舫大臣がスパコンの研究費予算の仕分けに際し、
「二番じゃいけないんですか?」の発言が、世の中の失笑を買いました。


この二つのこと、経営戦略を考える上で、とても重要な意味があります。


今は、企業の勝敗は一人の勝者=強者と、その他の敗者=弱者に色分けされる、
つまり、一人勝ち競争をしている時代
なんですね。


一番企業が、獲得利益をごっそり持って行き
あとは四苦八苦、ともすれば赤字転落する企業が続出してますよね。

昔は、高度成長時代は、5番でも10番でもそれなりに成長できた。
なぜなら、市場が拡大し続けていたからでしょう。

一番と、その他の差は成長率の差であり、
例えビリでも、市場のパイのおこぼれにあずかり、企業存続が出来た訳です。


むろん、中小企業のような小さな会社であっても、
遮二無二頑張って放漫経営さえしなければ、そこそこの利益を上げ
なんとか経営が成り立っていましたね。


今は、国内においては、限られた市場のパイを奪い合っていますし、
悪いことにデフレ経済下で、モノの値段が、もう限界まで下落しています。

だから、何かの一番戦略を持っていない会社は、どんどん淘汰されていくのです。


世界市場においても、新興国の追い上げが熾烈で、厳しい競争にさらされています。

一番であることの計り知れない優位性を知っているからこそ、
トヨタも、ソニーも、お隣のサムソンも、シェアートップを目指し躍起になるのです。


売上ばかりではありません、特許などは分かりやすいですよね。
僅か一秒でも申請が遅れてしまえば、2番の意味なんてゼロに等しいでしょう。


だから、経営再建途上にあるJALの戦略が、何かで一番になるものであり、
スパコンが一番でなければならないのは、当然でしょう。

ただし、JALの場合、
目指すべき一番戦略が間違えていれば、再建の道は遠のくでしょうが。


そうなんです、一番戦略とは、単純なシェアー争いでだけではないのです。
問題は、中小企業の場合、どんな一番戦略を目指すのかと言うところにあるんですね。

だって、本来弱者である中小企業の社長さんの会社が、
トヨタの戦略を真似ても意味がないでしょう。


野球でも同じでしょう。ホームランバッターでもないのに、4番の座を狙っても
実現しないですよね。例え、イチローでも。

イチローの戦略は、ナンバーワンの一番バッターになることですよね。
そのための戦術や、技術、体力に磨きを掛けるのではないですか。
そして、体力の衰えなどから、毎年戦略の点検・見直しをしているはずです。


だから、自己満足や自信過剰、すでに古びた戦略(過去の成功体験は通じない)
に固執したりしていると、自社の戦略を見誤る
ことになるんです。


このことは経営戦略を策定する上で、キーポイントなんです。つまり

弱者は、
・何を選択して、
・どんな差別化をして、
・限られた経営資源をどう集中して、
一番になるのか。


どんな自社の強みを見つけて、一番となるのか、なんですね。


自社の一番になるための強みの事を、経営戦略では、

コアコンピタンス:他社に真似できない技術、サービス、ノウハウなどの核となる能力
USP(Unique Selling Proposition):独自の売り


などと言ったりします。

この辺の詳しい話はまた後日いたします。


これが、中小企業が生き残りを掛けて、
新たな成長路線に乗るために、最も重要な考え方「弱者の経営戦略」なのです。

この「弱者の経営戦略」、つまり
選択・差別化・集中とは何か、どのようにそれを探し出すのかについては
順次お伝えしていきます。


さて、戦略とは、社長さんの意思決定を具現化することです。

しかし、ただ頭の中にあるだけではダメなんです。


経営戦略は成文化され、発表され、細分化された経営計画に落としこまれ、
経営計画の進捗管理を実施、修正しながら目標を達成する。

そして、仮説と検証を繰り返しながら、
利益を上げ、自己資本充実の経営に邁進する。


こう言う事ですよね。


社長さん、経営戦略?、「そんなの関係ね〜」なんて言わないで下さいよ。

ぜひ、ぜひ、ぜひ、絶対に、真面目に、
自社の経営戦略の策定、見直しをお願いします。

時代は違うのです、過去の成功体験ではもう「飯は食えません」よ!


次回は、「弱者の経営戦略」策定の方法などを、あれこれとお伝えする前に、

弱者の経営戦略、不滅のモデルケースと言える、
「スズキ」の経営戦略をお伝えしたいと思っています・・・?

アサヒビールが復活した、「スーパードライ開発戦略」も面白いので、
こっちの話がいいかな?

なんて、また寝言を言って、今回はここまでです。

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で社長さんの会社の儲けの理由を明らかにしましょう。


posted by 朴念仁 at 06:40| Comment(0) | 差別化経営戦略(儲けの理由) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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