時代のキーワードは色々あるでしょうが、弱小な零細商店などにとって、
少子高齢化、一人暮らしは、むしろチャンスとなるキーワードではないでしょうか。
少子高齢化が引き起こす社会現象を考えて見ましょう。
少子化で何が起きる
以前、DINKSと言う言葉がはやりました。
ダブルインカム・ノーキッズのことですね。
今は、DIOKSではないでしょうか。つまり、ダブルインカム・ワンキッズ。
どちらも、夫婦共稼ぎが常態化する、例え景気が回復してもです。
ならば、買物に行く時間帯に制約が出てきます。
高齢化で何が起きる
これはもう当然ですが、お年を召した方は、遠くの大型スーパーに行くのが大変になる。
一人暮らしで何が起きる
一人暮らしのお年寄りなら上記の理由の他、コミュニケーションの不足が発生します。
お年寄りならずとも、
料理などは面倒で、不経済になり、お惣菜や弁当の宅配需要が増える。
1)こうなると、特定郵便局の存在価値が高いのと同じ理由で、
自転車や徒歩で行ける、おとなりの零細商店がとても役に立ってくる。
2)大型店にはない店主や店員のコミュニケーション能力を活かし、
大型店やコンビニと差別化できる。
3)昔のような御用聞き商売による宅配が、求められるようになる。
ただし、今の時代は、御用聞きの代りにネット利用が中心になるかも知れませんね。 おばあちゃんのPCトラブルの手助けなどで、あなたのファンになってくれます。
ここで、今まで扱っていた商品以外にも
そうしたお客さんのニーズを探りながら、品揃えを増やしていく。
日常買回り品は、あなたの宅配でワンストップ・ショッピングが出来る。
一社で出来なければ、商店街で協力して、新しい宅配ビジネスを立ち上げる。
そんな風になれば、少子高齢化、一人暮らしはチャンスではないのでしょうか?
今、零細は小さな商圏に特化した
大手と差別化する戦略展開が求められているのだと思います。
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で社長さんの会社の儲けの理由を明らかにしましょう。
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