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2011年02月28日

0円ビジネスはデフレに打ち勝つか

今日は、朴念仁です。


酒代をタダ=0円にした居酒屋の話。
つまみを2品注文すれば、焼酎が飲み放題という料金システムだそうです。

仮説として
@お客さん一人当たり7杯の焼酎を飲む。
A焼酎の原価は1杯40円から50円。
Bお客さんのつまみの注文が増える。
C集客増につながる。
D来店頻度が上がる。
これにより利益が増えるとし開店した訳ですが、

現在までの検証結果は
・お客様の追加注文が増えた結果、焼酎は想定の7杯より少なく
・連日満員で
・リピーターも多く

この結果
客単価2500円、月商800万円と言うことらしい。


結果的には高収益を上げているかもしれませんが、
もし、競合店が追随すれば低価格戦略はもろ刃の剣となるでしょう。

焼酎0円をフロントエンドとして
料理の内容や、雰囲気、接客などで他店と差別化。


つまり、複合化による差別化戦略と理念がしっかりしていれば
面白いビジネスモデルであると言えるかもしれませんね。


さて、旅館業においても様々なデフレ対応ビジネスが生まれています。

0円の話のついでに言えば、0泊2泊プランと言うのが登場しました。
お客様は昼食前に来館し、ランチとディナーを食べて帰る低価格戦略です。

この仮説のポイントは
@旅館の魅力は料理と風呂でしょうから、本格利用の前に取りあえずお試しが出来る。
A平日しか利用できないお客様の利用が見込める。
Bペットがいるため宿泊できない。
により利用客が増加する、ですが

検証結果は
ズバリ!半年後の宿泊予約サイトの、プランの取扱件数は3倍になったそうです。


その他、ビジネススタイルそのものを、全く変えてしまった旅館も登場しています。

料金は7800円。

・接客係が部屋まで案内しない
・部屋にはすでに蒲団が敷かれているとか、自分で蒲団の上げ下げをする
・部屋で食事ではなく、レストランでバイキング形式
・極みつけは、旅館の顔女将がいない

などで、コストダウンし低価格を実現しています。


既存旅館に再生のための戦略のようで、
新たな設備投資の必要がないからできる低価格のビジネスモデルでしょう。


ちなみに、私のお客様も3年前に、(コンサルの関係で詳しくお伝えできませんが)
「○○○○0円!」と言うキャッチコピーで売上を倍増させています。


このように、大胆なデフレ克服戦略で再生、活性化に取り組む企業の出現は
まさに時代を象徴しているように思います。

企業は「環境適応業」であるあらば、この戦略もまた良しではないのですか。


古い習慣や伝統に固持し過ぎて、チェンジできず
毎期売り上げが減少し、あるいは赤字が続いているならば債務超過に陥る前に、
大いなる決断で、自社のビジネスモデルの再構築が必要であると思います。

今は、「老舗の危機」の時代なのですよ。

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で社長さんの会社の儲けの理由を明らかにしましょう。


posted by 朴念仁 at 06:50| Comment(0) | 差別化経営戦略(儲けの理由) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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