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2011年03月11日

原価計算のための予算作成方法(その2)

今日は、朴念仁です。


前回「原価計算のための予算作成方法(その1)」で
原価計算は先ず、実質作業時間を求めることから始まる
と言うお話をさせていただきました。


今回は、前回の続きとして
予定材料費を求める
予定加工高を求める
予定販売管理費などを求める
加工単価と販売管理費等割当単価を求める

です。


予定材料費を求める
前年に比べ
@製品の返品・破損などのロス率
A材料仕入単価の値上り、または値下り
B材料破損などのロス率
を計画し予定材料費を求めます。


予定加工高を求める
前年に比べ
@労務費の増減額
A製造経費の増減額
を計画し予定加工費を求めます。


予定販売管理費等を求める
前年に比べ
@役員報酬の増減額
A販売管理部門の人件費の増減額
B販売管理部門の人件費以外の販売管理費の増減額
C営業外損益の増減額
を計画し予定販売管理費等を求めます。


以上で、原価計算の基礎となる
・予定実質作業時間(詳細は前回よりご覧ください)
・予定材料費
・予定加工高
・予定販売管理費等

を求めることができましたが
さらに詳細な予算を作成し確定予算を決定します。


加工単価と販売管理費等割当単価を求める
・実質作業時間
・材料費
・加工高
・販売管理費等
の各予算が確定したら、

加工単価(作業単価)
販売管理費等割当単価

を次のように求めます。


1人・1時間あたり加工単価(製造作業単価)
=加工高(労務費+製造経費)÷製造年間実質総作業時間

1人・1時間あたり販売管理費等割当額
=販売管理費等÷販管年間実質総作業時間



全ての要素が決まり、原価計算が可能となりました。


後は材料必要量と必要作業時間を集計し必要に応じ外注費を加えて
原価計算を実施します。

材料費=材料単価×材料必要量
外注費=外注費または外注加工費の額
加工高=加工単価/時×必要作業時間
販管費等割当額=販管費等割当単価/時×販管割当作業時間


これで、簡単で合理的な原価計算のを実施が可能となります。


なお、原価計算は主に三つに分類されます。

1)ライン量産型原価計算
2)受注生産型原価計算
3)多品種少量生産型原価計算

基本は何ら変わらないので、
それぞれの業種・業態にあった原価計算を実施して欲しいと思います。

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posted by 朴念仁 at 08:11| Comment(0) | 原価計算 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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