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2011年03月27日

微差は大差の経営

今日は、朴念仁です。


「朴念仁君、経営の極意は微差は大差であると思うんだよね」と
先輩経営者から言われたことがあります。

「富士山頂から足を踏みだし、真直ぐに下山するとしよう」
「1センチ踏み出す方向が違えば、裾野では数キロ違ってしまうだろう」


その時朴念仁は
日々僅かな積み重ねが、将来大きな差となってでる。

今日一日たりとも油断せず、怠けず、奢らず、経営に邁進せよ。
その弛まぬ(たゆまぬ)力の継続が会社を成長させ、他社と差別化して行く。


そう理解していました。


先輩経営者も、まさにそうして努力しているように見えました。

地場に根を張る問屋業という難しい業種でありながら
着実に利益を出し続けていました。

日々の生活も、質素で、奢らず、穏やかな方で
後輩経営者にも惜しみなく、彼の経営体験を語ってくれました。


朴念仁と言えば、残念ながらその通りに実践できませんでした。

瞬間湯沸かし的な性格は、
儲かれば、将来の業績数値を過大に見積もり、
「エイッ、ヤー」と新規の設備投資をしたり
日々の生活も派手になって行きました。


経営も生活も、他人に対する接し方も
自己を律して行くと言うのは、なかなかに大変なことです。


さて、この「微差は大差」の経営をすると言うことですが
その後になって、もうひとつの意味があることに気付いたのです。


ある目標、あるいは、ある目的を達成するために
企業は経営戦略を立案し、経営計画を策定しなければなりません。

しかし、目標・目的地に一直線にたどり着くことなど、あり得ないのですね。


お客様がいて
そこには必ず競合他社がいて
経営環境は自社も外部も日々変化しています。


紆余曲折しながら
たまにはよろけながら
それでも計画を達成するのが経営なのです。



富士山頂からでも、登山でも、当初の目的地へたどり着くためには
事前に十分な計画と準備をし
何度もルートを確認し
天候が悪化すれば待機し
行く手がふさがれていれば迂回し
やっと目的地へたどり着くことができます。


経営であるならば
目標・目的・手段を明確にし
目標・目的の達成にために常に目標実績管理を行い
軌道から外れていれば(大体は計画通りにはいかない)
仮説と検証を繰り返しながら修正を行っていく。


最初の一歩を間違えた方向に踏み出せば、とんでもない場所へ着いてしまう。

たとえ正しい方向に踏み出しても
常に現状を正確に把握し、外れた場所から軌道修正を繰り返さなければ
やはり、目的の場所へたどり着くことはできない。

これが「微差は大差」の経営のもう一つの意味ではないかと思います。

経営とは
目標を明確に定め(経営戦略立案と経営計画策定)
怠りなく軌道修正(仮説と検証)を繰り返し
必ず目標を達成しようとする強い意志を持ち続けことなのでしょう。


質素で、奢らずとは
儲けはビジネスの成長のために再投資されて行く。


こう言うことだと思うのですが・・・。

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で社長さんの会社の儲けの理由を明らかにしましょう。


posted by 朴念仁 at 08:40| Comment(2) | 中小企業経営全般 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
ご無沙汰してます
その間に大変な災害が起こりました
日本中、地震の復興やもう一つの大問題原発で不安な日々が続いてます

タイトルの微差の話、昨年本屋でふと気になり「微差力」と言う本を手に取り購入してよみました
まったく、書いてる通りの内容です
目標に向かっての進む道を他より1歩努力をすると言う内容です
目標の目的の中に必ず相手に喜んでもらえる事
がありました これを入れると見失わないのかも知れません

中々、好調な事業の中では見えにくいですね
どうしても、謙虚で質素で状況に目を見開き実行するが、すぐ忘れてイケ〜的になります
これは自己の分析です(笑)

今回の震災で何もかもなくしたらと思うと、少しの危機管理では復活できなくなりますね
日頃の危機管理の大切さや好調時の謙虚さ質素さがますます必要に感じます



Posted by アンポン at 2011年03月28日 10:18
アンポンさん
ほんとうに不安な日々ですね。
政府が復興への道標を示さないのが、不安に一層の拍車を掛けています。

さて、「目的の中に必ず相手に喜んでもらえる事」。
拙ブログをしっかりとフォローいただき感謝しています。
こんな大事なことを書き漏らすようではいけませんよね。

ところで経営は、社長の人間力が試されているようで、
そう考えると身が引き締まりませんか?
私なんか、その器ではなかったようです。





Posted by 朴念仁 at 2011年03月28日 11:35
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