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2011年04月04日

経営力とは何か

今日は、朴念仁です。


その昔の高度成長期であれば
勘と度胸」で経営のかじ取りが出来たかも知れません。

しかし、今の時代は「勘と度胸」にプラスして、社長さんに求められていることは
生き残り、勝ち組になるための経営管理ではないのでしょうか。


朴念仁は「勘と度胸」を否定しているのではありません。

勘とは、チャンスを見抜くセンスと閃きであり
度胸とは、チャンスを逃さない決断力であると思います。

そして、チャンスを活かす=利益に結びつけるのが
経営管理であると思うのです。



今回は、この経営管理をするための社長さんの考え方、心構えのお話です。
八つの観点から考えて見ましょう。


1)社長さん
社長さんは対外的には会社の顔であり、
社内的には自身が経営理念そのものであると思います。

その意味において、大なり小なりカリスマ性が求められるのではないのでしょうか。
ですから、常に理念を問い続け、伝え続けなければなりません。

そして、決して公私混同のないように、自身を管理する必要があると思います。


2)顧客・マーケティング
お客様あっての商売であれば、常にお客様から学ぶ姿勢が大切です。
だから商売は自己満足ではなく、顧客満足を第一に考えるべきでしょう。

そして、自社の良い点、持ち味をお客様に伝えるのが
マーケティングの原点
あると思います。

しかし、どんな商売でも必ず競合相手が存在します。
競合他社の情報を常に収集し、差別化で優位に立つことができれば
結果的に、顧客満足を伝える機会も増大するでしょう。


3)商品・サービス
商品・サービスは企業の本質です。
嘘、偽りのない真心のこもった品質になっているでしょうか。

商品・サービスは他社との差別化において最も大切なものです。
現状に満足せず、日々進化を遂げているのでしょうか。

全社的にこのような問いかけと改善がなければ、
商品・サービスはやがて陳腐と化してしまうでしょう。


4)成長性
他社との差別化無くして成長はあり得ません。
そのために毎期戦略を点検し、再構築する必要があるでしょう。

儲けの源泉は成長により担保されるものです。
停滞は収益性を悪化させ、ジリ貧経営に向かって行きます。

成長は事業を続ける社長の宿命であり、使命であると思うのです。


5)健全性
生き続けることが企業の使命であるとするならば
企業は、いかなる時も自己資本の充実を経営の原点に据える必要があります。

存続することで、社会的責任、社員に対する責任を果たすのではないのでしょうか。

自己資本の充実は積み重ねです。
損失は利得の2倍の速さで企業を蝕んでいきます。

一旦債務超過に陥ると、そこから抜け出すのはほんとうに大変なことなのです。


6)管理会計
財務を理解し、そこから管理会計を導入しない限り
企業の実態と、今後進むべき戦略が見えることはありません。

経営は仮説と検証の繰り返しの毎日であると思います。
経営者は、この苦手意識から一日も早く脱却する必要があるのではないでしょうか。

管理会計は、社長の意志決定に最良の結果をもたらす最良の手段である思います。


7)人材投資
人は石垣人は城。会社を支える社長のパートナーが多ければ多いほど
滅びる確立は減少して行くでしょう。

社員が向上できる機会をできるだけたくさん与え
高いモチベーションを維持するための投資
を怠る理由はどこにもありません。

人材投資は、やがて成功体験を生み社風まで変わって行くと思うのです。


8)リスク管理と危機管理
リスクを取らなければチャンスはありません。
行くもリスク、行かないのもリスクであれば、経営とはリスクを取ることなのです。

設備投資もリスク、売掛金もリスク、新規事業もリスク。
ならば、会社を最悪の事態に導かないリスクはどの程度か
常に把握
しておく必要があるでしょう。

また、万一リスクに遭遇しても、
迅速かつ最小限のダメージで会社を立て直す危機管理とは何か
リスク管理と同時に準備しておくことが、社長の役割であると考えます。


今回は、経営するとはどういうことかと言う話になりました。

このような考え方を基本に、
過去の拙ブログでお伝えしたことを実践していただけたらと思います。

簡単管理会計の最速・最強ツール9+1【こちらから
で社長さんの会社の儲けの理由を明らかにしましょう。


posted by 朴念仁 at 22:36| Comment(3) | 中小企業経営全般 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
朴 念仁 様

最早、中小、零細企業の経営理念だけじゃないです。
生意気ですが、仰有る通りだと思います。

企業理念では、第一にあげるとすれば、企業の存続
と考えて折ります。
Posted by TAK at 2011年04月05日 00:53
朴 念仁 様

度々、失礼します。一言で 経営者だった時とコンサルタントになった現在の経営の観点の違いは?
初歩的 かつ 失礼をお許し下さい。
Posted by TAK at 2011年04月05日 02:36
TAKさん
違いは明確です。
意志決定は経営者。
コンサルはベターな意志決定を可能にする助言と、経営原則をお伝えすること。

私の考える経営原則とは
・自己資本の充実を可能にする必要利益の獲得
・差別化経営戦略の立案とマーケティング
・以上を実現するための管理会計の実践
の三つです。

しかし、一つの助言がビジネスモデルまで変えてしまうことがあるので、責任と覚悟が必要となります。

また、経営者の時より、物事を大局的、俯瞰的に見ることができるようになったと思います。

Posted by 朴念仁 at 2011年04月05日 08:34
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