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2011年04月14日

儲けるためには変動費と固定費の経営

今日は、朴念仁です。


変動損益計算書と聞いただけで、拒否反応が出てきますか?
管理会計と聞けば、アレルギーさえ出てきてしまいますか?

ほんとうは、今日のタイトルは
儲けるためには管理会計を導入しましょう」と思ったのですが、
たぶん、管理会計と言う言葉で、ブログを閉じてしまうのではないかと考え
無難なタイトルにしました。


さて、
損益計算書の費用科目を、
変動費と固定費に分解して書き直されたものが、変動損益計算書です。


そして、
変動損益計算書を利用して
経営分析、経営戦略に活かすことを管理会計の実践と言います。


以前にも拙ブログ
管理会計を制す者は企業を制す
管理会計の導入は考える経営のためです
でも若干の説明をさせていただきました。


いつも社長さんが目にしていらっしゃる、損益計算書や貸借対照表から
企業の状態や損益を把握するのが財務会計
です。

上場企業なども、これら財務諸表は公開されています。
しかし、一切の管理会計はベールに包まれ、私たちの目に触れることはありません。

なぜなら、管理会計は、企業の戦略を考える柱となるものであり
内部だけが知り得る、トップシークレットであるからなのです。

だから、どの企業も公開しないのですね。
しかし、管理会計をを知っていると
企業の戦略、儲けの秘密の一部が推測できる
ようになります。


それでは、財務会計と管理会計の違いが分かる、
一番基本的な質問をさせていただきます。

社長さんが販売している商品の価格が1,000円とします。
この製品の変動費が400円固定費が550円とします。

この製品1個あたりの利益は、50円と言うことになります。


それでは、製品価格が800円になった場合ですが、損益はどうなりますか?
150円の損失(赤字)になる。これが財務会計的考え方です。

この場合でも、
必ずしも損失(赤字)になる訳ではない。これが管理会計の考え方です。


このことは、お菓子屋さんでも、電設備気工事業でも、居酒屋でも
自社のある戦略を決定する上で、すべてに共通の考え方でもあります。


さてここで、
変動費が大きくく固定費が小さい会社

反対に
変動費が小さく固定費が大きい会社
違いはどこにあるのでしょうか。


結論から申し上げると、
変動費が大きくく固定費が小さい会社は
売上が伸びても利益の増加が小さい構造を持っています。


変動費が小さく固定費が大きい会社は
売上が伸びれば、大きく利益が増加しますが
一方で、売上が減少すれば、利益は大きく減少する構造を持っています。


また、景気減速局面や、今回のような大震災の場合に
大きなダメージを受けやすい構造があります。



その意味で、変動費が小さく固定費が大きい会社は
「ハイリスク・ハイリターン」型の会社であると言えるでしょう。


そして、ここがポイントなのですが
両社は取るべき戦略が自ずと違ってくるのです。

つまり、
目指す戦略の方向を明らかにしてくれるのが管理会計なのです。


「ハイリスク・ハイリターン」型の会社が
不景気や、突然のリスクに対して、
どのように会社を変化させて行こうとするのか。

変動費の増減は利益にどのくらいの影響を与えるのか。

固定費の増減は利益にどのくらいの影響を与えるのか。

通常は固定費である人件費を
なぜ、変動費化する企業が増えているのか。

製品単価が10%下がる(または上がる)場合
販売数量が10%下がる(または上がる)場合
あるいは、その二つを組み合わせた場合
利益はどのように減少(または増加)するのか。

マクドナルドの100円バーガーや、0円焼酎居酒屋の
儲けの仕組みはどこにあるのか。

生産性の良否はどこで見るのか。

売上で業績を評価する経営は、ほんとうに正しいのか。

なぜ、社員に危機感が足りないのか。

試算表が締まらないと月次の経営状態は、ほんとうに分からないのか。
(注:ところが、試算表は翌月2日には必ず締めることができます)



以上のようなことが、管理会計の導入で明らかになります。
そして、管理会計を実践するために必ず必要なものが
変動損益計算書」なのです。

次回以降、具体的にご説明申し上げたいと思っています。

簡単管理会計の最速・最強ツール9+1【こちらから
で社長さんの会社の儲けの理由を明らかにしましょう。


posted by 朴念仁 at 08:43| Comment(0) | 管理会計 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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