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2011年04月20日

消費税8%なんてとんでもない話です

今日は、朴念仁です。


三回続けて経済の話になってしまい、申し訳ないと思います。

東日本大震災の復興財源確保のため、
消費税を2012年度から3年間限定で3%引き上げて8%
とする、
などと言った方向に話が進んでいるようです。

大変驚いて、再度
前々回「デフレ経済と財政破綻の基本認識
前回「デフレと需要供給の関係
の続きを、お話ししたくなりました。


過去2回の内容の補足をしながら、消費税8%に違和感を感じる理由を
至極簡単に申し上げたいと思います。

今のデフレ日本が解決しなければならない課題、
それは、「需給ギャップ」を解消することだと思います。



デフレにより内需が減少し
やむなく外需により、何とか持ちこたえていたのが
欧米の金融危機により、外需頼みも思うにまかせなくなってきたのです。


内需・外需の停滞により、企業の生産力は過剰な状態になってしまいました。

一方、国民所得の減少により
消費者の所得のうち、消費に使えるお金が大幅に減少
しました。


このような状態、つまり
企業の持っている生産力と、消費に使えるお金の量の差が「需給ギャップ」なのです。


従来からの経済政策は、
・低金利政策や財政出動により企業の生産量を増やし、
・結果的に所得が増加する

と言う仮説のもとで、需給ギャップを埋めようとしてきました。


低金利政策や財政出動は企業から始まる経済政策ですね。

しかし、企業の生産力がダブついているところに、
企業を刺激するためのこんな経済政策は
@いっそうの生産過剰を生み
A低価格化に拍車が掛かり
B製品一個あたりの限界利益が減少し
C原価利益が減少すればもっと売らなければならなくなり
Dもっと低価格にしなければならなくなり
E企業の採算性はどんどん悪化して行く
デフレスパイラルに陥って行くだけだと思うのです。


なぜ、こんな政策しか取れないのでしょうか?
国会でも議論になった乗数効果と言うやつが、災いしているのかもしれません。

国民所得の増加額÷有効需要の増加額を乗数と言うのですが
景気対策の効果を測定するのに、乗数効果を用いているようです。

この時に必ず出発点が、
供給サイド(企業・政府)が投資することから始まっている
のですね。

@財政政策等も含め企業が投資する

A国民所得が増える

B消費が増える
のサイクルが繰り返されることによる経済効果を、乗数効果と言います。

政府政策顧問(経済学者)や官僚が、
今までは、ガチガチにこのような理論で武装していた訳です。


デフレ脱却のためには、出発点を変える必要があるのではないでしょうか。

@減税

A国民所得が増える

B消費が増える

C企業の生産が増える

D国民所得が増える

これが、現在のデフレ日本が抱える需給ギャップの解消になると思うのですが。


「消費者は、欲しいものが無くて消費しない」
のではなくて
「欲しいものがあっても、お金がないから買うことが出来ない」
ということで、現在の需給ギャップが生じているのですね。


ここに、異論はないと思うのですが。


そのためには、
「消費するお金を生みだす」政策が必要ではないかと思うのです。

どのように消費するお金を生みだすのか。
これが、やはり減税だと思うのです。


今回の震災により生産設備が破壊され、
同時に、電力不足により生産力が減少しているので
需給ギャップはちょうど良く解消された。
と言う話も聞きます。

もともと需給ギャップがあったので、
震災で生産力が不足してもインフレにならない。
などと言う話も聞こえてきます。


数字上は事実でしょう。
しかし、これを本末転倒と言うのだと思います。

なぜなら、
「欲しいものがあっても、お金がないから買うことが出来ない」
という本質が何も変わっていないからです。



その意味で、
復興財源として消費税を8%にすると言うのもまた
本質から目をそむける議論ではないのでしょうか?



もちろん、復興財源は必要です。
おそらく震災復興債を発行することに落ち着くでしょう。

その財源は、他に求めるべきであって
増税により広く国民に負担を強いると言うのは
とても、バランスを欠く政策運営
であると思うのです。


復興債の財源論ですか?
簡単にここで応えられるようならば、
朴念仁は首相をやっているかも知れませんね。

しかしながら、面白い財源論も浮上しているようなので、
また近々、お伝えさせていただきたいと思います。
(まだ、朴念仁も良く理解できていないので)

最後に、またしても本来の経営の話から遠ざかってしまい
再びお詫び申し上げます。

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で社長さんの会社の儲けの理由を明らかにしましょう。


posted by 朴念仁 at 11:42| Comment(0) | どうでもいいことですが | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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