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2011年05月15日

社長の仕事は何ですか

今日は、朴念仁です。


社長の仕事は、中小零細企業ではその規模で、随分違ってくるのでしょうか。

ある程度の規模の会社になれば、取締役が複数いるかもしれません。
中小企業でも従業員が20〜50人くらいの規模になれば
営業部長、工場長または製造部長、財務部長、総務部長、店長など
それぞれの仕事を担当してくれる、社長の右腕となる役職スタッフがいます。

従業員が10〜20人くらいの企業でも、部長の一人くらいはいるでしょう。
しかし、従業員が数人くらいでは、部長以上の役職は無いかもしれません。
(もちろん業種・業態で一概には言えませんが、あくまでも一般的には)

規模が大きくなれば経営企画室や、研究開発部などの部門があるでしょう。


朴念仁が経営していたころは、従業員70人ほどでしたが
財務部長、総務部長はなく、女性社員が経理・総務兼任課長をしていました。
(実はこの女性課長が、銀行交渉以外は一番満足のできる仕事をしてくれました)
また、部長級の下にはツリー構造になって、役付き責任者が仕事を分担していました。


さて、朴念仁の場合、部長級以上はほんとうに社長の右腕だったのか?
残念ながら、一部の名ばかり部長がいたのも現状です。

日常のルーティンワークは十分にこなしてくれますが、
社長の右腕としての能力は、なかなか満足の水準に達しません。

判断する=分析力、考える=企画力、学ぶ=向上力が依然として不十分なのです。
これに、営業部長の場合は交渉力も付け加えておきます。

結局いつまでたっても、社長が決定しなければ、物事が前へ進んで行かない。
だから朴念仁の会社は、全てにおいて社長決裁が必要でした。


それでは、社員の能力向上のために社長として何もしなかったのか?

今、朴念仁は自称コンサルタントをしていますが
経営者時代は社外コンサルタントと契約(年間400万円ですよ)して、
社員の能力向上と社員教育に随分と力を入れてきました。
しかし、能力開発はなかなか大変です。

それでもなお、社長の仕事の第一番に挙げたいのが、社員の能力開発なのです。


艦隊に例えて見れば
艦隊は戦艦や、航空母艦、巡洋艦、補給船などで編成されています。

全てを統括する司令長官の下、それぞれの艦長が責任を分担します。
司令長官が午前中は戦艦で、午後は空母、夜は・・・などとやていたら
艦隊として全く機能できません。


社長は司令長官、航路や作戦つまり、自社の戦略や経営計画を決定します。
部長は艦長です。経営戦略から落としこまれた販売戦略や
生産性向上、商品開発、品質管理などを遂行して行く役割を担っています。
またそこから個々の社員の具体的行動計画の進捗管理を行います。


その意味においては、確かに社長の一番の仕事は
自社の行く末を決定する経営戦略の立案であろうと思います。



しかし、いかに立派な経営戦略を立案しても
社長の右腕以下、それぞれの社員が自分の役割を果たさなければ
経営戦略は絵に描いた餅となり、その達成は難しいでしょう。

だから社長の一番の仕事は社員の能力開発であると思うのです。


当然ですが、社長さん自身がもっと能力開発をしていかなければなりません。
社員にすぐに追いついてしまうようでは、社長の存在意義が無いでしょう。

企業は、経営者の器以上に優れた企業になることなど、決してありません。
と考えれば、社長の一番の仕事は自身の能力向上でしょうか。


「おいおい、朴念仁一番ばかりじゃないか?」
そうなんです、どれが一番と言うことはないのですね。

・社長自身の能力向上
・社員の能力開発
・経営戦略の立案と具体的な行動計画の進捗管理


社長の仕事は
どれか一つだけとか、ひとつ欠けても良いと言うことではないのです。
この、三つのことが社長の仕事であると考えます。


さてここで、「私の会社には社員も少なく部長もいない」ならば
企業の安定成長のために、社長さんは一人何役もこなさなければなりません。


何をこなすのか?

・会社の経営状態や財務内容を分析する(財務部長)
・モノやサービスを生みだす、あるいは原価計算を行う(製造部長や店長)
・販売する、顧客満足を創造する(営業部長)
・新商品開発や新技術開発をする(研究開発部長・技術部長)
・これに加えて経営戦略の立案と営々計画の策定(経営企画室)

の全てをこなさなければならないのです。


もっと具体的に社長の仕事あるいは能力とは

・財務が分析でき、資金繰りや銀行との融資交渉ができる
・生産性の向上や品質管理などの技術的知識や知恵がある
・商品やサービスを開発する情報力やセンスがある
・販売促進のアイデアや新規顧客開拓・集客や顧客満足創造で顧客の囲い込みができる
・強いリーダーシップで統率力が発揮でき、問題解決能力が高い
・そして、これらを可能にする管理会計ができる


と言うことになるのでしょう。


より小さな会社も、一応組織形態が整っている会社も
企業が安定成長路線に乗るまでは、社長は八面六臂の活躍をしなければならないのです。
これを、良い意味でのワンマン経営と言うのではないのでしょうか。

ちなみに八面六臂とは、仏像が八つの顔と六つの手を持つことから
多方面で目覚ましい活躍をする、一人何役もこなすと言う意味。

しばらくは社長さん、八つの顔と六つの手で社長の仕事をこなしていきましょう。

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で社長さんの会社の儲けの理由を明らかにしましょう。


posted by 朴念仁 at 09:17| Comment(0) | 中小企業経営全般 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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