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2012年01月14日

倒産件数が減少の謎

今日は、朴念仁です。

帝国データバンクによると、
企業倒産が、2年連続で前年を下回ったと言うことです。

1)政府の被災地向け支援策
2)東北地方の復興需要の効果
により倒産件数が減少したと分析しています。

ただし、円高の影響を受けた倒産は、46.6%増の85件で
集計を始めた08年以降、過去最高となっています。


さて、倒産件数減少の理由は、もう一つあるのではないでしょうか?

「中小企業金融円滑化法」
これこそが、倒産減少の最大の原因ではないかと推測します。


企業が倒産するのは、お金が回らなくなるからですね。
つまり、「中小企業金融円滑化法」により中小企業のお金が回るようになったのです。

ただし、お金が回るようになったと言うのは、正確な表現ではないかも知れません。

融資条件の変更により毎月の返済額が大幅に減少し、あるいは、追加融資により、
「手元資金に余裕が生じた」と言うのが現実的な評価でしょう。


現在までに225万件を超える企業が、融資条件の変更を受けている訳ですが
この中には、資金繰りに行き詰まり、
倒産寸前であった企業が、相当数含まれていると思われます。


「中小企業金融円滑化法」により、本来倒産していたかもしれない企業が
まさに命拾いして生き延びたことにより、倒産件数が減少している。

こう考えることも、できるのではないのでしょうか。


折角の政府の手厚い中小企業保護政策で延命した企業は、
経営改善・経営革新に取り組む絶好の機会を得たのです。

この機会を逸すると、以前にもまして資金繰りが苦しくなり
もっとお金が回らなくなる状況に陥ってしまいます。


延命措置のモルヒネ効果が薄れたころ、
その反動で倒産が急増しなければ良いのですが。


そうならないためにも、
今こそ戦略の大転換と、経営構造の抜本的立て直しが急務でしょう。

そのためには、いち早く管理会計を導入して
1)自社の状態を冷静に分析・把握し
2)目指すべき損益構造と財務状態を設定し
それらを達成するための経営戦略の見直し・立案を急ぐべきです。


そして、日々「仮説と検証」を繰り返し、
経営改善・革新に取り組んで欲しいと思います。


簡単管理会計の最速・最強ツール9+1こちらから
で社長さんの会社の儲けの理由を明らかにしましょう。


posted by 朴念仁 at 11:53| Comment(0) | 中小企業経営全般 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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