top-link.jpg

2012年02月06日

倒産するなら廃業が良い

今日は、朴念仁です。

企業が倒産するのは、
「お金が回らなくなる=資金繰りに行き詰る」
からですね。

しかも、黒字経営であっても倒産に至る会社があります。

「黒字でも倒産してしまう企業の多くは、必要利益を満たしていない」からです。

つまり、毎期の利益<(借入金元金返済額+納税額−減価償却費)
の経営を続けていると
⇒内部留保が減少し続け
⇒自転車操業に向かい
⇒やがて債務超過に転落し
⇒資金繰りに行き詰まり
⇒倒産してしまう。

つまり、黒字であるとか、赤字であるとかよりも
自社の必要利益を満たしているか、どうかが問題なのです。


利益>(借入金元金返済額+納税額−減価償却費)となることが
必要利益を満たしていることであり、内部留保または自己資本が増加します。


したがって、「経営計画は必要利益を満たす」ものでなけれなばなりません。


さて、赤字でも資金繰りに困らない経営が、理論上は成り立ちます。

もし、借入金がなければ借入金元金返済の必要がありません。
赤字ですから納税の必要もありません。

ここで、赤字額が減価償却費の範囲内なら、
赤字でも必要利益を満たしていることになります。


仮に、赤字額が800万円、減価償却費が1000万円とします。
必要利益>(借入金元金返済額+納税額−減価償却費)ですから
−800万円>(0円+0円−1000万円)
−800万円>−1000万円となり
200万円の余剰が発生することになります。


以上の大原則を無視した経営は、非常に危険であると言えます。


以前、必要利益を満たすことのできない経営を続ける社長さんに
私は、「このままでは倒産してしまいますよ」と何度もお伝えしました。

しかしながら、この社長さん、危機感が足りないのか、
経営改善に取り組まなければならないことを、なかなか理解しくれません。
枝葉末節にこだわり、本質を見抜けずにいるのです。

さらに、月次の試算表を全く気にしません。
前月までがどんな状態なのか、全く把握していません。

かの、松下幸之助氏が
「毎日決算ができれば、もっと良い経営ができる」
と言っていました。

それなのに、年度決算が確定し、税理士から説明があるまで
自社の状況を全く気にしていない、分からないままでいるのです。

当然のごとく、この会社は倒産に向かって一直線に突き進んでいます。
そして、間違いなく倒産してしまうでしょう


さて、多くの中小企業の社長さんが、自宅まで担保に入れ借入しています。

倒産すれば、自宅はおろか、全ての個人資産を失いかねません。

そこからの再起は、一般的には、かなり難しいものがあります。

理屈では、社会的にも、企業は存続し続ける責務があるのかもしれません。

しかし、全てを失ってしまう前に、
つまり、個人資産が手元に残る段階で廃業を決断するのも、
一つの英断ではないでしょうか?


そうならないために、経営者が先ず取り組まなければならないのは
1)必要利益獲得が可能な予算
2)これを達成できる経営戦略・経営計画の立案

でしょう。

私が作成した管理会計プログラムは
1)あなたの会社の必要利益を算出する
2)必要利益を満たす予算を作成する
3)必要利益を満たすための経営戦略・経営計画を立案する

を骨子として、その他の主な管理会計要素を盛り込んで構成されています。

これは、経営の一丁目一番地です。
また、経営するためのライセンス=経営免許証とも言えるでしょう。
応用はその次のステップと考えるべきです。


原点・原則に立ち返り、倒産しない経営、健全経営を目指すと同時に
最悪の場合、どの段階で廃業できれば、個人資産を全て失わずに済むのかを、
常に見極めておくのも、中小企業の経営者にとって必要なことではないのでしょうか?

倒産・廃業というネガティブな言葉が多数出てきました。
しかし、これが中小企業の現実であると思います。


簡単管理会計の最速・最強ツール9+1こちらから
で社長さんの会社の儲けの理由を明らかにしましょう。
posted by 朴念仁 at 09:50| Comment(0) | 中小企業経営全般 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:

認証コード: [必須入力]


※画像の中の文字を半角で入力してください。
×

この広告は180日以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。