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2011年02月13日

フィリピンの以外な経済と消費事情

今日は、朴念仁です。


先ず、「フィリピン」って国ですが、こんな特徴があると思います。

1)消費性向が高い
2)見栄っ張り気質
3)屋台文化が下地にある
4)フィリピン人海外労働者(OFW)の送金が増加中
5)したがって所得向上の家庭が増加している
6)したがってサービス産業が成長

少し補足説明をしておきます。


1)消費性向が高い

消費性向と言えば、自民党の石破茂と管直人の国会での質疑応答で、
消費性向と乗数効果の違いが分からず、管が大恥をさらした場面を思い出しますね。

朴念仁はすぐに話がそれます。


さて消費性向は、
簡単に言えば「増えたお金のうち消費に回るお金の割合」のことですよね。
その反対が貯蓄性向。

つまりフィリピン人は、
「ありったけのお金を使い、貯蓄をしない」
「足りなければ、積極的(?)に借金をする」
そういう国民性なのですね。


2)見栄っ張り気質

実は見栄っ張りだから、消費性向が高くなるのでしょう。

経済的には
お金がなくても、借金して盛大にパーティーをする。
月収5万ペソ、10万円くらいになるとローンで車を所有する。
車は大きい方がいい。

精神的には
知らなくても、知っていると言う。
一度会っただけでも、旧知の親友だと言う。
(たぶん知事や市長は親友だらけでしょうね)


3)屋台文化が下地にある

都市にも、田舎にもヌードルや、おかゆ、バーベキューなどの屋台があり
24時間営業も珍しくない。

つまり、大して美味しくないものでも、外に出て食べたがる。
外食産業が受け入れられる下地に、屋台文化にあるのでしょう。


4)フィリピン人海外労働者(OFW)の送金が増加中
5)したがって所得向上の家庭が増加している


2010年10月のOFW送金額は17億ドル(前年比9.3%増)
年間では200億ドル以上、1兆6〜7千億円にもなります。

2009年度の名目GDPが約1600億ドルですから、
単純にGDP比12.5%がOFW送金額と言うことになりますね。

しかし、闇ルートもあれば、帰国時持ち込みの外貨もあります。
そう考えれば、
送金額の倍以上のお金が、フィリピンに入ってきていると考えられます。

しかも、年々増加を続けている訳ですよ。
だから、国内産業の成長とはまた別のところで、所得の向上があるのですね。


6)したがってサービス産業が成長

上記1)から5)の理由で、ここフィリピンはサービス産業が成長
それが経済構造の変化になっているのだと思います。

ピザ店(下層クラスでは高すぎて利用できません)で食事している時も、
いかにも帰国したばかりのOFW家族を良く見かけます。

フィリピン」ってこういう一面を持っている国なんですね。
そして、一番懸念されるのが人材の流出でしょうね。


医者や、技術者が海外に出て行ってしまえば
この国の医療や、製造業はどうなってしまうのでしょう。

みるところ、日本のような優れた中小企業、ほとんどないでしょう。


さて、サービス産業のうち外食産業。
マクドナルドVSジョリビーについて。

マクドナルドが唯一シェアトップになれない国は、フィリピンと言われています。

この国でお客さんがオーダーするのは、ハンバーガーではなくて、

フライドチキンとご飯
スパゲティーとフライドチキン
バーガーステーキとご飯
ソーセージやビーフタパと目玉焼きとご飯

などです。
朴念仁も、ハンバーガーは注文しません。


マクドが、世界一のハンバーガーチェーンであっても、
国民文化に溶け込んだジョリビーの商品開発には、太刀打ちできなかったのでしょう。

今となっては、
強者ジョリビーに対して、マクドが弱者の差別化戦略で対抗しているのかな。

面白いのは、
日本でモスバーガーが、マクドと差別化している、
ライスバーガー(チキンバーガー)が、マクドのメニューにあったような?


つぎに、ピザ。

ここ田舎のカバナツアンにも
グリニッチ、ピザハット、シェイキーズがあります。

ここでも、フライドチキンにスパゲティーは大事なメニューです。

KFCもありますが、
どこのレストランでもチキンは主要なメニューなどで、KFCはかすんでいます。

しかも、これらの店は、一つのショッピングモール内で競合しています。


この国では、バーガーショップさえ行けないレベルに人たちもたくさんいます。
まして、ピザなどは裕福の象徴でしょう。

どの店も特徴を出しながら、それなりにビジネスとして成り立っています。
ちなみに、朴念仁はシェイキーズ、思いだしたころにピザハットです。

理由は、グリニッチはビールがない。
ピザの味の選択、商品力の差での選択ではないのですよ。
でも、お客さんって、こんな選択もありなんです。だから、商売は面白い!

だけど、ピザ店にビールがないってのも?
これも、この国特有の差別化戦略なんでしょうか。


他にも色々あります。ライブハウスなんかもそうです。
日本の地方より、はるかに充実しています。

これがフィリピンの、「消費性向の高さ」に象徴される特性なんですね。


最後にちょっと気になるデータ

日本車VS韓国車


2011年1月の自動車販売数の速報が出ました。
販売総数は、前年同月比8.3%増の12,587台。

ランキングは
1位トヨタ:4,207台(8.7%増)
2位三菱モーターズ:2,305台(4.4%減)
3位現代自動車:1,541台(30.4%増)
4位ホンダ:1,220台(7.5%減)
5位フォード:921台(76.8%増)

以下データがありませんでした(探すのが面倒でした)。
朴念仁の独断で順位だけ(当地カバナツアンでの見た目観測によります)。

6位いすず
7位KIA
8位ニッサン
9位スズキ
10位マツダ

日本のランキングと大分違うでしょう。

注目は、現代とフォードが大幅に増加していますね。
特に現代は、当地でも急速にシェアを伸ばしているのが実感できます。

トヨタはさすがですが、
接客やサービスが、他メーカーと比較にならないほど優れています。
また、現地生産車と、タイからの輸入車が、他社より充実しています。

その他、
扱い車種も豊富なのと、フィリピンでのトヨタブランドの勝利でしょう。


ニッサンは、昔からずっと低迷しています。

スズキは、最近アジア戦略カー「アルト」の販売を開始しましたが、
インドでナンバーワンでも、この国では上手くいってないみたいですね。

見栄っ張りのフィリピン人には、小さな車はダメなんでしょうか。


ちなみに、ガソリン価格高騰で、
ディーゼルエンジンの人気は、日本に比べれは相当高いものがあります。

まあ、低燃費エコカーというカテゴリーがまだありませんからね。

日本で人気のプリウスですか?
販売価格「約450万円」では売れないでしょう(完全輸入車です)。


今日の記事のタイトル、何でしたっけ?「まっ、いいか」
以上です。

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posted by 朴念仁 at 07:38| Comment(0) | フィリピンライフ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年02月06日

韓国人経営の日本食レストランへ行ってきました

今日は、朴念仁です。


一月末の事ですが、
パンパンガ州はクラークにある、入国管理局に行ってきました。
朴念仁の永住ビザのアニュアル・フィーを支払って来たのです。

なんでここに入管があるのかと言えば、
クラークに米軍基地があり、米兵のビザ手続きのためだったんでしょうかね。

その名残りで、今もクラークには、アメリカ人がとても多いのです。
最近は、それに次いで韓国人ですが。


クラークの入国管理局は、
マニラと違って、スタッフがとてもフレンドリーなんですね。
家族経営かな、日本の特定郵便局のような気さくな感じです。


さて、折角なので、
近くににある「HANAMI」と言う日本食のレストランで食事をしました。

マニラでは、朴念仁お気に入りのレストラン、「きくふじ」などに比べて、
味はかなり劣っていますが、朴念仁が居住するカバナツアンには
日本食レストランがありません。

ですから、クラークに来た時は出来るだけ寄るようにしています。


実は、「HANAMI」、今のオーナーは4人目なんです。
見る限りは、どのオーナーの時も、儲かっているとは思えませんでしたが。

初めは、もちろん日本人が経営していました。
ところが、今の経営者は韓国人なんですよ。

メニューも、厨房のスタッフも、さほど変わっていません。


ランチタイムでしたが、お客さんもかなり減っています。
ボトルのキープもできるのですが、やはり相当キープ数が減っています。
また、日本人のお客さんも見かけません。
(以前は必ず日本人客がいました)


で、お勘定を払いながら、すし職人(フィリピン人ですが)と
会話の時間がありましたが、彼が曰く、

「ここののスタッフ、今の韓国人オーナーと折り合いが悪い」
「前の、日本人オーナーはほんとうに良かった」

ですって。


どちらのオーナーも、けっこう頻繁にミーティングをやるそうですが、
韓国人の場合、高圧的で意見を言っても全く取り上げないそうです。

日本人の場合、料理の事はもちろん、
職人さんや、フロアースタッフの気持ちを良く理解してくれるそうです。

円滑なコミュニケーションができ、モチベーションも向上するとの事でした?


話のニュアンスからすると、
今の現地のスタッフは、元日本人オーナーから技術を仕込まれたようです。

一方韓国人オーナーは
日本食の技術は持ち合わせていないようです。焼き肉は出来るんでしょうが。


スタッフの一方的話ですから、そのまま鵜呑みにできませんが、
確かに以前より、味もサービスも落ちています。


ここで、日本と韓国の経営の違いを論じようとしているのではないのです。


およそ、社員と言うのは、会社や社長や上司に、不満を持ちやすい存在なんですね。

しかし、その原因が社員にあるのではありません。


経営理念が浸透していない
経営戦略(成長戦略)がない

などにより、社員が目的を持てず、したがって仕事に生きがいを感じず
次第にモチベーションが低下し来る。

そうなると、会社や社長に対する不満が蓄積してくるのでしょう。


「HANAMI」も、6年ほど見ていますが、
どのオーナーからも戦略は見て取れませんし、新しい工夫は何もありません。


お客さんに何も訴えようとしていないのですね、この店。
「HANAMI」の強み、他店に対する差別化戦力が全くないのです。


これでは、儲からず、オーナーが次々と代り、
代るたびに、社員は期待を裏切られて、不満がたまってくる。

こう言う事だと思うのですね。

ですから、期待した分「まだ前のオーナーが良かった」
という言葉が出て来たのだと思います。


ある、フィリピンでの一日の出来事より・・・。

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posted by 朴念仁 at 08:08| Comment(1) | フィリピンライフ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年01月16日

経営の話に疲れたらこんな話題でお茶を濁す

今日は、朴念仁です。


損益分岐点売上高を算出(必要売上高の求め方)−その3
の原稿できてません!

すごく大切なとこなので、考え過ぎてしまいました。

したがって今日は、
カミサンの誕生日の様子をUPします。


スイマセン!

時は、1月10日

場所は、カバナツアンは、

あの「ひろし」こと型破り天才社長の経営する

ライブハウス「ZAPP’S」です。


ここは、朴念仁唯一のストレス発散の聖地。

年甲斐もなく、下手なディスコも時々は。
(いつも、カミサン赤面)


カミサンのHAPPY BIRTHDAY
(フィリピン人は誕生日パーティーが大好き)

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さて、嬉しいやら、悲しいやらのサンジュウウン歳の誕生日

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そんなにしょ気なくても・・・
誰でも一年一回年を取るでしょう

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気を取り直して、バンドをバックに歌いまくり!!

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さあ、今夜も飲むぞとばかりのギャルたち
結局この日は、この娘たちテキーラ2本空けちゃいました
信じられません!

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ZAPP'Sのひろしさん、羽目をはずしてご満悦
自分は「舘ひろし」と言い張ってますが・・・?

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負けじと朴念仁、男前競争!

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そして夜も更け

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こんな楽しい夜もある、朴念仁のフィリピンライフの一面でした。

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posted by 朴念仁 at 06:57| Comment(2) | フィリピンライフ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年01月08日

日本で商売、フィリピンで商売、何が違う

今日は、朴念仁です。


一昨日、カバナツアンにあるモールに出かけました。

朴念仁、髭が濃いので髭剃りの替刃が欲しくて出かけたんです。


おっと、在庫がありません。

朴念仁「いつ頃入荷」
店員 「分からない」
朴念仁「取り寄せて」
店員 「できない」
朴念仁「何で」
店員 「本部が勝手に決めて送ってくるが、店では発注できない」
朴念仁「?????」

てな、ことがありました。


このお店、薬、美容関連商品を品揃えしている、ワトソンと言う
フィリピンでは有名なナショナル・チェーンなんですよ。


さて、このことで日比の商売の違いを指摘したいのではありません。


「日本で商売、フィリピンで商売、何が違う」の答えは、

付加価値の絶対値

であると思うんです。


付加価値の計算式は
日銀方式、経産省方式、中小企業庁方式、財務省方式とあり
それぞれに特徴があります。(何で統一されていないんだろう?)

朴念仁は、日銀方式で説明したいと思いますが、つまり

付加価値とは

付加価値=経常利益+人件費+金融費用+租税公課+減価償却費

これが、日本とフィリピンでは絶対的に違うと言うことですね。


付加価値に外部調達購入品

つまり
原材料や資材などの仕入
消耗品や、修繕費や、電気代などの経費

を加えてあげると生産高となる訳です。


つまり

生産高=付加価値+外部調達購入品

ですね。


さらにこれを、分かりやすく次のように並べ替えて見ましょう。

経常利益
=生産高−外部調達購入品−経常利益を除く付加価値
=生産高−(仕入+経費)−(人件費+金融費用+租税公課+減価償却費)


となります。


さて、社長さん
「付加価値を高める経営をしましょう」、何てどこかで言われますよね。

すると
付加価値=経常利益+人件費+金融費用+租税公課+減価償却費
ですから

=から右の部分のどこかを大きくすれば
付加価値が大きくなることは分かっていただけると思います。


それじゃ、人件費を大きくすれば付加価値も大きくなるじゃないか?

その通りですが

売値が一定ならば、この場合利益が小さくなってしまいます。

反対に、人件費を小さくすれば、利益は大きくなります。


そう考えれば単純に、
ただ、付加価値が大きければいいってもんじゃない、と言うことになります。


ちょっと難しくなりますが、
人件費を小さくすれば、経常利益は大きくなる訳ですから

より利益を大きくしようと
設備投資、つまり生産性を上げるために機械を購入しました。


でも、ちょっと待ってください。


機械を買えば今度は機械の償却費が発生します。
つまり、人件費が減った分、減価償却費が増えるわけでしょう。

ここで、利益を増やすためには、償却分を十分賄えるだけの
生産量が必要となってくる訳ですね。


店舗の場合でも、お店を改装すれば償却費が発生する訳です。

したがって、償却を賄うだけの
客数増加と、できれば客単価の増加が必要になってくるのです。


ここで、生産量あるいは販売数が変わらない言う前提条件で

もし値上げをすれば
付加価値と利益は大きくなりますし

もし値下げをすれば
付加価値と利益は小さくなります。


しかし、実際には

値上げをすれば
生産量あるいは販売数は減少しやすい

値下げをすれば
生産量あるいは販売数は増加しやすい

と言うことになります。


何か、至極当たり前の話を、回りくどくしてしまいました。


経営する視点を付加価値を高めることに置き換えると
今まで見えてなかったものが、見えるようになってきます。

でも、この辺のシュミレーションと分析をしっかりしないと
やっぱり、どんぶり勘定になってしまいますよ。


仮説と検証ですね。


中小企業経営は
勘と努力と根性、プラス、仮説と検証ではないでしょうか!


さて、やっと話は本題に戻ります。

日本で商売するのと、フィリピンで商売する場合の違いは、

付加価値の絶対値でしたよね。


もう一度
付加価値=経常利益+人件費+金融費用+租税公課+減価償却費
の式に戻りましょう。

付加価値の中で、最も比重が高いのは当然人件費です。

フィリピンのワーカーや店員の日給は500円程度
日本の場合、仮にそれらの日給は10,000円とします。


単純な比較ですが

フィリピンの付加価値中の人件費は、日本の20分の1になる訳ですから

日本とフィリピンで、全く同じ商売をやった場合
フィリピンの付加価値のほうが、はるかに小さくなるのは当たり前です。


朴念仁の言いたいのは、

日比の商売の違いは、付加価値の絶対値に違いがあるだけで

その違いを取り沙汰しても全く意味がないと言う事なんです。

ただし、国際市場で競争する場合は大きな意味を持ってきますよね。


で、結論ですが

日本でも、フィリピンでも

商売をしようと思ったら経営に対する考え方は何も違わないということです。


そこで、冒頭でお話しした、あの髭剃り替刃のワトソンの例に戻りますが、

日比で経営・商売の違いがないとすれば
ワトソンがもっと利益を上げるためには

日本式マネージメントとマーチャンダイジングをやれば良い訳ですよ。


例えば多くの社長さん、

目に見える損失(売れ残りや返品など)には過剰反応しますが
機会損失(チャンスロス)に対する理解が足りないと思います。

心理的に目に見えるロスのほうが、何倍も大きく感じてしまうのです。
ほんとうは、機会損失によって失われる利益の方がはるかに大きいのに。


この考え方を、見事に経営に活かしているのが

セブンイレブンだったり
最近ではユニクロ何でしょうね。

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posted by 朴念仁 at 07:31| Comment(2) | フィリピンライフ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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