今日は、朴念仁です。
時間を追うごとに亡くなられた方の数が増えていきます。
避難されている方にも十分な支援物資が届いていません。
このままでは被災者の健康状態が心配です。
それこそ米海兵隊に依頼して、大量のヘリ輸送でもできないのですか。
さらに、福島第一原発はとても気がかりです。
第1号機に続き第3号機も水素爆発を起こし外側の建屋が吹っ飛びました。
今朝の発表では第2号機はもっと深刻な状況にあるようです。
何かの故障により海水の注入が上手く出来ず、あるいは
格納容器内の水位が上がらず、炉心が露出している状態が続いているようです。
このような現状ににおいて、「格納容器は健全な状態を維持している」と
昨日も、官房長官が会見でアナウンスしていますが何を根拠に?
炉心溶融が止まらなければ、最悪の事態もありうるわけで
危険な状態はより高まっているように思えてなりません。
その後どうする、どうなると言った説明も全くありません。
明らかなごまかしや嘘も多い!
人体に浴びる量が年間1000マイクロシーベルトなら安全と言っておきながら
放射線量は20マイクロシーベルト/時だから安全と言うが
50時間で1000マイクロシーベルトになるのではないですか。
また、第1号機と第3号機の爆発は、映像では全く違って見えます。
第1は白煙、第3は黒っぽい煙で炎も確認できています。
これを同じ爆発と、なぜ言い切れるのか。
ほんとうに真実が知らされているのでしょうか。
最悪にならねば良いがと思いつつ次の話です。
私たち日本人の済む日本列島は、
地震と言う宿命を負った島国「地震列島」であると思います。
なぜ、こんなに地震が多いのでしょうか。
それは日本列島の生い立ちと地学的環境によるものです。
日本列島の基となる日本付近はアジア大陸の端で、
4から5億年前に大陸から運ばれてきた砂や泥が堆積していきました。
そこへはるか沖合、
海洋プレートの上に堆積した珊瑚などからなる岩石が移動してきました。
大陸側プレートに海洋プレートが潜り込む中で、
大陸からの砂や泥と、海洋プレートが運んだ堆積物が混ざりあって、
アジア大陸のプレートに押しつけられて加わったのです。
これが日本列島の原型であるが、
まだ列島ではなく山脈状態で大陸にくっついたような状態でした。
その後、日本列島が大陸から引き裂かれる地殻変動が発生し、
2100万〜1100万年前には、さらに断裂は大きくなっていったのです。
しかし、
日本近海の海溝は向きが異なる南海トラフと日本海溝の2つだったため
日本列島は中央部が真っ二つに折られる形でアジア大陸から離れて行きました。
つまり西南日本は
長崎県対馬南西部付近を中心に時計回りに40〜50度回転し、
同時に東北日本は
北海道知床半島沖付近を中心に、反時計回りに40〜50度回転。
観音開きのように離れて行ったのです。
これにより今の日本列島の
関東〜北海道は南北に、中部〜沖縄は東西に延びる形になりました。
まだ、原始日本列島の間には日本海と太平洋をつなぐ海が広がり、
数百万年前、フィリピン海プレートが伊豆半島を伴って日本列島に接近した時に、
真っ二つになっていた列島が圧縮され始めました。
こうして、現在の日本列島が形成されてきたのです。

西南日本はユーラシアプレートの上に乗っており
東北日本は北アメリカプレートの上に乗っています。
その境界上にフォッサマグナがあり、その西偏が糸魚川静岡構造線です。
フォッサマグナの中央部は、南北に火山の列が貫き、そこには
妙高山、湯田中、浅間山、八ヶ岳、富士山、伊豆長岡、湯ヶ島、稲取
などの温泉街が列んでいます。
フォッサマグナは
日本列島が引き割かれ、また結合し
マグマ噴出の影響が加わった複雑な地層となっており
このフォッサマグナの活断層が、内陸型地震を引き起こします。
また日本列島は
北アメリカプレートに太平洋プレートがぶつかって沈み込んでいます。
これが原因となる地震が
今回の東北関東大地震です。
また
ユーラシアプレートにフィリピン海プレートがぶつかって沈み込んでいます。
これが原因となる地震は
東海地震、東南海地震、南海地震などです。
こんな複雑かつ不安定な列島が、私たち日本人の棲家なのです。
まさか、今回の東北関東大地震が他のプレートや活断層を刺激して、
連鎖し次々と地震が誘発されることなどないと思いますが・・・。
小松左京の日本沈没が脳裏をよぎり、こんな投稿となりました。
不謹慎をお詫びします。
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で社長さんの会社の儲けの理由を明らかにしましょう。